「知り合いが半月板の痛みで困っちゅうがやけんど…そんなん治る？」相談されるということは期待されてる訳ですから有り難いことです。が、いつも最初にこうお伝えしています。「…そこが悪いがやないがですよ」
「はぁ…⁈」皆さん決まって不穏な顔をされます。そりゃそうですよね、普通痛いとこが悪いんじゃないの？って思いますから。それに治療院でも病院でも、痛い所に治療しますしね。
先日来ていただいた方はどっかのゴッドハンドに「股関節が痛い」と訴えたら「そうやない、腰が悪いがや！」と一蹴されたとか。残念…それも違うんです。
色々な治療法があってそれぞれに考え方があります。経験や知識から導かれた分析の結果、それを全て否定するつもりはありません。でももう少し広く捉えると違ってきます。正解は…「身体の繋がり」が悪い！です。
ご相談の方は身体の繋がりが悪いために、膝周辺の筋肉や靱帯、血管にリンパ、筋・腱膜…それぞれが強力出来てないんです。膝を曲げ伸ばしするという共同作業が上手く出来ないから、半月板の一部に負担が集中して細かい傷「綻び」が出来てしまったんです。
だから、傷ついた所・綻びにいくら手当をしても良くならないんです。大事なのは繋がりを取り戻して、一連の流れを良くすることです。それによって「綻び」は止まります。やがて動いていない夜にその綻びは自己治癒力によって「解れ」に、そのまた先に「治る」があるんです。
先ずは「綻び」を止めてみませんか？何をやっても改善しなかった方、可能性は途絶えてません。是非ご検討下さい！
