「…痛い所そこじゃないんですけど…」とか、「腰が痛いのに触らないんですか?」なんてよく言われます。基本痛い所触らないんで。「痛み・腫れ・熱感・発赤・機能障害」が炎症の5兆候です。骨折・捻挫でも肩凝り・腰痛でも同じです。
焚き火や薪ストーブなんかでやっと消えかかっている「火種」、棒で突っつきます?消えるどころか一気に燃え上がりますよ…。痛い所は言わば身体の火事、「炎症」が起こっている場所です。そう、傷口でもあります。充血してパンパンに腫れた眼、擦ります?そっとしときますよね…。
でも腰痛や肩凝りは強く押したりなんなら揉んだり…。慢性だから?いゃいゃ…「火種」は例えるなら慢性です。酸素が足りなくなって燃え難くなってる状態です。そこにチャチャを入れると起こるのがいわゆる「バックドラフト」です。
だから「傷口」は触らない方が良いんです。触られたその時は気持ちが良かったり、良くなる気がします。でも身体は喜んでません。なんせ傷口に塩を塗られるようなものですから…。永く施術を受けてるけど改善しない…そうお悩みの方、是非「触らない施術」を試されてみて下さい!