日本人特有の暴投癖、ご存知でしょうか?とは言っても野球ではなく「声」のキャッチボールですけどね。ズバリ「あ行」と「お行」です。あ!と、お!

意識して大袈裟にやってみると良く分かります。なんなら鏡見ながらだと顕著!「あ」「お」
は顎が下がるんですよ。一生懸命口を開くほど「斜め下」に声が「飛び」ます。暴投!

これ、お殿様や公家様に面を上げて喋れなかった名残とも言われてます。口に手を当てて「ははぁ〜滅相もない」って、ね。だから仕方ないんですけど。声の方向を自ら追ってみると「なるほど〜…」ってなります。

ではどうするか?「顎を下げずに喋る」です!最初は窮屈に感じますが、慣れれば今までが締り無かったなって思います。空間が狭くなる分舌を奥に仕舞い込んで。すると空気の「震え」が出ますから狭さをカバー出来て、声を増幅させれます。

特に「お」は舌を奥に入れて。先ずはやってみて下さい。どんな具合か塩梅を測りながら。上手く出来だすと「エレガント」に聞こえだします!是非!