近ごろ企業はお客様からの声を丁重に扱います。「貴重なご意見ありがとうございました」とか「お叱りを受けました」とか逐一、大変でしょうねぇ…。時代もあるでしょうが。

かたや人はどうでしょう。自分からの声を丁重どころか邪魔者扱いです。痛く苦しい日々からは一刻も早く抜け出したいでしょう。でも…それって都合良過ぎじゃありませんか?自分は好き勝手にやって、負担の掛かったとこには黙ってろと。

世間も宜しくないですよね。「痛くなったらすぐ」とか、「一発で治る」なんて甘い誘惑してますもん。そりゃあ皆さんなびきますよ、辛いんですもの。

症状はお客様の声と同じです。皆さんもう一度真剣に耳を傾け、向き合って下さい。切実な声に聞く耳を持たなければどうなるか…お分かりになりますか?そう、声は大きくなる、と言う事です。無視できない程に…ね。