薬を飲んだ訳でもないのに腫れが引くなんて不思議ですよね。しかも昼寝してた間ですから30分くらいでしょうか?何故に?答えはズバリ「自分で治したから」です。
自然治癒力と呼ばれてます。ウィキによると人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現とされてます。
まさしくその通りなのですが、僕はこの表現よりも福岡伸一先生の「動的平衡」という言い方の方が好きですね。少し長くなりますがお読み下さい。「私達生命体は、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい『淀み』でしかない。しかもそれは高速で入れ替わっている。この流れ自体が『生きている』ということであり、常に分子を外部から与えないと、出て行く分子との収支が合わなくなる。」(生物と無生物のあいだより)
自然治癒力はこの膨大な分子の入れ替わりにおける「ほんの一部」なのです。治していると同時に何処かでは壊したり、入れ替えたりしてる。だとしたら…ソレはすごく「モッタイナイ」作業…かもしれません。