もう3年になるでしょうか、毎月必ず来てくれるお婆ちゃんおられます。初めて来た時は膝に手を突いて上半身をなんとか支えて…。入り口のドアは付き添いの方が開けてました。

肘を付いての台所、黒ずんでましたね。今は軽く走れるようになってます。まだ軽い前傾と湾曲は残ってますが「ここまでになっただけでも本当に助かりました」毎回言ってくれます。

先日の事「色んな治療受けてきたんでしょうね〜」「アイロンを当てて温めるのもやりましたよ」「…え?」ビックリ!不思議な療法は数あれど「アイロン」は初めて聞きました。

いわゆる「温活」の極みなんでしょう。体温を上げると免疫力が上がるのは理論上正しいでしょうけど…さすがに局所温活は…。皮膚や筋肉は「タンパク質」です。筋肉を構成する三種のタンパク質で変性し始める最も低い温度は、45°です…。

固まるまい、と必死で汗や血液循環にて対応するでしょうが劣化は免れないでしょう。「信ずるものは…」救われません。施術でも目を覆いたくなるような動画がこれでもか、と誇らしげに上げられてます。「聴く耳」を向けてもらえるよう、声をあげていかねば…です。