昨日ですが中学校二年生の女の子が数日前から眼が開けられない、とご相談を受けました。数日前から瞼が重たくなり、一昨日からギュッとしかめっ面をするようになったそうです。

他の症状でお薬を飲んでおり掛かり付け医に相談したところ、薬の影響は考えられないとの事。神経内科を紹介され今週診てもらう予定だがそれまでに、と来られました。

眼なのか、神経なのか…必ず「何処か」に原因を、責任を持たせようとしますよね?そして「そこ」を「標的」にします。それって傲慢な気がするんですよ…明らかな「刺激超」による情報のシャットアウトじゃないでしょうか?生き物の、身体の防衛反応じゃないでしょうか?

で、、神経異常じゃなかった場合にアナウンスされたのが「ボトックス注射」です。薬を注射することで、筋肉の緊張を和らげ目を開けやすくする治療法。主に「シワ取り」で美容整形などで使われる手法!なんと…主な副作用には、頭痛、眼の異常感、眉毛下垂(眉毛の位置が下がる)眼瞼下垂(まぶたが下がる)等々。

将来がある女の子に正気の沙汰とは思えません。痙攣が止まらなくなった話なんかも聞きます。自分の腕を過信されてるのか?相手には「人生」があるんですよ、日々の診療の一場面じゃないんです。

なんとか「繋がり」を「ネットワーク」を活性化させ、医療でない「場」がある、可能性を夢を与えてあげたいです。