「薬で病気は治らない」医学部に入って最初の講義で教えられる言葉だそうです。先日も知人から日本薬剤師協会会長の投稿「患者よ、薬を捨てなさい」をシェアしてもらいました。え?と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、出す側からの投げかけなので間違いないでしょう。そうです、薬では治らないんです。
症状がなくなるのと治るのは違います。いくら化学反応で抑え込んでもひとたび飲むのを止めれば必ず再発します。命の営みが上手くいってないから数値や感覚の異常が起ってるので、抑え込めば当然長引くし振れ幅はさらに大きくなります。そして「副作用」も出てきます。
これと同じことが治療、施術にも言えますね。その日はやり過ごせても、数日なんなら帰宅途中で再発なんて話も聞きます。様々な条件と要因が重なり合っていわゆる火事のような激しい炎症に至ってます。物理的に考えても即座に炎症が消えるなんてありえません。
生き物は刻一刻と様々な「反応」をしながら命を繋いでいます。それが至らない場所は日々ジワジワと炎症に陥ります。だとしたら反応の要因、暮らし方を見直せば治りに傾けます。是非ささいな点からご自身の暮らしに目を向けて下さい。長い長い治療に一区切りつけれるかもしれません。ご自分の力を信じて。