ご存知の方も多いと思いのでは?お遍路さんの背中に書かれているお四国周りの言葉です。一人じゃない、いつもお大師さん(弘法大師)が一緒に周ってくれてるという旅人を鼓舞し安心させる文言です。

これ…人生という旅にも当てはまりませんか?心と身体というように自分って一人じゃないんですよ。意識・無意識、顕在・潜在というように自分でコントロール出来る・出来ないの二面があります。

この二人?のやりとりが「感覚」や「症状」ではないでしょうか?「身体」からのお知らせや忠告ですよね。痛い痺れるダルい眠い…伝えなきゃいけない理由があるから、その旅が危険にさらされてるから起こる伝達ではないでしょうか…。

その昔のお四国周りはさぞや命懸けだったでしょう。それが故に師であるお大師さんに寄り添ってもらえる仕組みが構築されたのでしょう。だとしたらかけがえのない旅の友、もう一人の自分からのアドバイスには耳を傾けますよね?ではご自身の場合はいかがですか?

是非もう一人の自分からの「お知らせ」や「忠告」に耳を傾けてみて下さい。その命が危険に晒されているという命懸けの「訴え」かもしれませんから…。